Keep practicing yoga

「Keep practicing yoga」

シーズン最後のレッドクラスの後、みんなが横になる前の最後の最後にシャラート先生はそう言ってくれました。


たった3ワードのごく当たり前の言葉のようですが、この2ヶ月のマイソールでの練習で一番ぐっときた瞬間で、僕にとってはどんなに分厚いハウツー本よりも意味のあるシャラート先生の一言でした。


ヨガの先生はヨガの知識をつたえます。ある先生はヨガの聖典に書いてある知識、ある先生は解剖学の知識、またある先生はアーサナを上手にできるようにするテクニックなど。


それらは有益な情報かもしれませんが、ヨガとは体験するもので、そしてその体験を人にもたらすもの、きっかけになるのは知識ではなくもっと心の奥底の部分の情熱のようなものなのだと思っています。


アシュタンガヨガを始める前に僕がヨガを習っていた、今も心から敬愛して止まないインド人の先生が以前話してくれたことがあります。


「ナオキ、先生とインストラクターの違いがわかるか?インストラクターはクラスでレッスンを提供して参加者を満足させるのが仕事だ。でも先生は違う。先生っていうのは、生徒に”自分も先生になりたい”と思えるような情熱を分け与えられる人だ。それができるだけの強い情熱を持っているのが先生ってものだ。」


思えば僕が好きな先生たちもそんな先生で、僕が目指しているのもそんな人です。


一番伝えるべき大切なことは、難しい言葉を並べて説明する知識ではなくて、大体言葉では伝えづらいこと。それを伝えられるのが良い先生なのかもしれません。


そして、そんな大切なこと、人を後押ししたり励ましたりできるような強さや優しさ、情熱はきっと練習を続けることによって少しづつ育まれていくものなのだと思います。だからきちんと長い間練習をしている人たちは魅力的な人が多いのかな、とも思います。


そしてそして、こんな僕の徒然とした思索をたった一言でまとめてくれたのが冒頭の先生の言葉なのだと感じています。


とにかく何はともあれきちんと毎日練習を続けよう。そんな気持ちで今回はマイソールを後にし、今はマレーシアのクラルンプールに滞在しています。ここで一週間ほどマニュエル先生と練習をして、リフレッシュして広島へ帰ります。


以前よりはもう少しだけ、人に伝えたいと思えることが増えたような気がしています。

では!

マイソール広島|アシュタンガヨガ@ひろしま

マイソール広島は広島市中区で伝統的なスタイルの早朝マイソールクラスを開催しているアシュタンガヨガの教室です。ヨガが初めての方もお気軽にご参加ください。 Mysore Hiroshima offers Morning Mysore – A Traditional Ashtanga Yoga Program at Hiroshima city. Beginners welcome!